2014年1月23日木曜日

Zoo5/Zoo6設定チェックリスト: Rhino5が起動しません


ライセンス管理ツール「Zoo5」「Zoo6」を用いて、Rhino5を起動しようとすると、

通信中に問題がありました。システム管理者に問い合わせてください。」
サービス操作がタイムアウトしました。システム管理者に問い合わせてください。

とメッセージが表示され、 起動できないことがあります。
この事象は、主に次のような要因が考えられます。

 ・ Zooが起動されていない。
 ・ Zooのサービスを開始していない。
 ・ TCPポート80が使用できない。
 ・ ZooとRhinoが最新バージョンではない。
 ・ プロキシを使用している。

上述のメッセージが表示され、Rhino5が起動できない場合は、
以下の項目をそれぞれご確認ください。
※ スタンドアロン(ノードロック)で使用するPCで、このメッセージが表示されている場合は、
    こちらの記事をご参照の上、スタンドアロンに切り替えてご利用ください。

◆ アプリケーションに関する確認①: Zoo
「Zoo」の最新バージョンを使用。
お使いのバージョンを確認するには、ZooのHelpメニュー>About Zoo を実行します。
(Zoo最新インストールプログラムは、こちらからダウンロードできます)

    ※ 2015年6月現在のバージョン

Zooに利用可能なライセンスがある。
Zooの「Status」(使用状況)欄に、利用可能(Available)なライセンスがあるか確認。
※ 利用中の場合は「In Use」、持ち出し中「Checked out」と表示。
   一番上のライセンスが、左の画像は現在利用中、右は持ち出し中

Zooライセンスサービスを開始。
ZooのToolsメニュー>Start が実行されているか確認。
※ 既に実行されている場合は、上記コマンドは選択できません。

◆ ネットワークに関する確認
□ TCPポート80に関する確認①: ファイアウォール
Zoo5/Zoo6は、「TCPポート80」(HTTP)を使用して、Rhinoクライアントと通信します。
そのため、Zooサーバー上のファイアウォール設定を、送受信とも通信できるよう
TCPポート80を開いておく必要があります。設定の手順は、こちらを参照ください。

□ TCPポート80に関する確認②: 競合サービス(Webサーバー、Skype)
Zooサーバーで、TCPポート80を利用するサービスやソフトウェアが実行されていると
Rhinoクライアントと通信を行うことができません。

他のサービスが使用中でないか確認いただき(確認方法はこちら)、
使用中の場合は、そのサービスを別のポートに変更いただくか、
ポート変更できない場合は、Zooを移設してください。

また、Skypeご利用の場合は、こちらの設定で回避できます。

プロキシサーバーを利用している場合
ローカルアドレスにプロキシサーバーを使用しない設定に変更します。
設定方法は、こちらをご参照ください。

その他ネットワークに関する留意点は、開発元ウィキをご参照ください。

◆ アプリケーションに関する確認②: ライノセラス5
ライノ5 サービスリリースを最新版に更新。
サービスリリースが最新でない場合は、最新をこちらから入手してインストールします。
現在お使いのサービスリリースは、Rhinoのヘルプメニュー>Rhinocerosについて を
実行します。(画面の右下に表示されます)
    ※ 2015年6月現在のバージョン

Zoo Diagnostics(診断)ユーティリティ
上述の項目をすべてご確認されても問題が解決しない場合は
Zoo診断ユーティリティを、Rhino5クライアント上で実施いただき、その結果を
アプリクラフト Rhino3Dサポートまでお送りください。
Zoo診断ユーティリティの詳細・ダウンロードは、こちらをご参照ください。

2014年1月16日木曜日

Rhinocerosで3DモデルをSTLファイルとして保存する。

昨今需要が高まっている3Dプリンターでは、3Dモデルをプリントする際にSTLファイルを要求する事が多いです。
Rhinocerosは多数のファイル形式をサポートしており、STLファイルも出力可能です。
今回はRhinocerosで開いたオブジェクトをSTLファイルとして保存する手順等について説明します。


①[ファイル]メニューの[名前を付けて保存]または[選択オブジェクトをエクスポート]を選択。

②ファイル名を打ち込み、[ファイルの種類]で[STL(Stereolithography)(.stl)]を指定し、[保存]をクリック。

③表示されるSTLメッシュエクスポートオプションで許容差を設定。
許容差の数値が小さい程、作成されるポリゴンメッシュが細かくなり、より元のサーフェス形状に近づきます。(0と入力すると、この許容差機能を使用しない、という設定になります。)
[プレビュー]をクリックすると、現在の設定で出力されるポリゴンメッシュの予測が表示されるので、メッシュの調整を行なう際に活用すると良いでしょう。
画像は許容差0.01mmに設定し、プレビューをクリックした状態
許容差の数値設定だけでは望んだポリゴンメッシュにならない場合は、[詳細設定]をクリックするとより細かく設定可能です。

④STLエクスポートオプションで[バイナリ]か[ASCII]を指定して[OK]をクリック。
こちらは受け取り先の指定に合わせて選択すれば良いです。
大抵はバイナリで問題ありません。


以上でSTLファイルの出力が可能です。
尚、3Dプリンターで出力する場合、使用される3Dプリンターの積層ピッチによっては、メッシュを細かく設定してもその通りに出力出来ない場合がありますので、ご注意ください。

2014年1月15日水曜日

データ変換「CrossCad」「CrossManager」デモ版を使用するには。

データキット社のデータ変換ソフト「CrossCad」(クロスキャド)、
「CrossManager」(クロスマネージャー)のデモ版(評価版)を
使用するには、評価用ライセンスのお申込みが必要です。
  ※ 評価版は、機能制限なく、3日間ご試用いただけます。
  ※ お使いのPC情報(ホストID)を基に、評価用のライセンスを発行します。

ここでは、評価版のダウンロードから、プログラムのインストール、
評価用ライセンスの申請までの手順をご案内いたします。
  ※ ライセンスの設定は、評価用ライセンス送付メールをご参照ください。

<評価版インストール、ライセンス申請の手順>
1. 評価したい下記製品をクリックして、弊社ページからダウンロードします。
  ・ CrossCad - Rhino上、SolidWorks上でデータを変換
  ・ CrossManager - "CADのいらない"データ変換ソフト

2. ダウンロードしたファイルをZip解凍した後、解凍したフォルダー内の
   「setup.exe」というファイルを実行すると、インストールが開始されます。
  画面の指示に従って、インストールを完了してください。
  ※ 英語の画面ですが、[Next](次へ)ボタンでインストールを進めます。
      "Runtime"(ランタイムライブラリ)の[Install](インストール)が必要なほか、
      インストール先フォルダーや使用者を指定できます。

4. 評価用ライセンス申請のため、お使いのPC情報(ホストID)を調べます。
  ・ 「CrossCad」(クロスキャド)の場合
 「ホストID」は、下記フォルダー内の
ライセンス登録プログラムを実行して
表示される、右図の赤マル部の
「12桁の英数字」です。

C:\Program Files\DATAKIT\detklm
フォルダー内にある、
LicenseRegistry.exeまたは
LicenseRegistry_x64.exe




  ・ 「CrossManager」(クロスマネージャー)の場合

 以下手順を行って、「ホストID」をご確認ください。
 1) CrossManagerを起動。
 2) You are running…」の画面を[OK]で閉じる。
 3) CrossManagerの画面内にある[Options]をクリック。
   ホストIDは 「Options」画面 - 「Host ID」の項目に表示される、
      「12桁の英数字」です。
   ※ [Save Information]をクリックすると、コンピューター名及びホストIDを
        記載したテキストファイルが保存できます。

5. ライセンスのお申込みは、こちらのページで行ってください。
    会社情報、お名前、メールアドレス等、必要事項をご記入の上、
    ・ 「License code」に「ホストID」を入力(*)
    ・ 評価ご希望の製品を選択
    いただき、[送信]ください。(1~2営業日内にお送りいたします)

(*) ホストIDが複数表示される場合は、いずれひとつをご記入ください。


dbyd - gg,

2014年1月6日月曜日

Happy New Year 2014

皆様

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


アプリクラフト Rhino3Dサポート