2011年7月27日水曜日

最新サービスリリース情報 - Rhinoをアップデートしよう3

現在ライノセラス開発元マクニール社より公開されている、
ライノ及び関連プラグイン製品の最新サービスリリース情報です。
各製品のサービスリリースは、こちらよりダウンロードできます。※ 2012年 5月 9日現在のリリース状況です。

また、現在お使いのサービスリリースのバージョンを確認するには
以下製品それぞれの※のコマンドを実行します。


・3次元モデリングツール

Rhinoceros 4.0: SR9, 2011/03/9

ヘルプメニュー>Rhinocerosについて

レンダリング作成プラグイン
Flamingo 2.0: SR1, 6-May-2009

Flamingoメニュー>About Flamingo
Penguin 2.0: Build 2011-09-13 (SR4b)
Penguinレンダリング結果ウィンドウのHelpメニュー>About
Brazil for Rhino: 2.0.1.0, 2010/12/20 (SR1b)
Brazilメニュー>About Brazil for Rhino

アニメーション作成プラグイン
Bongo 1.0: 1.0.8.0, 2012/1/23 (SR8a)

Bongoメニュー>Bongoについて

ライセンス管理ツール
Zoo 4.0: Version 4.0 (3-Apr-2012)

Helpメニュー>About Zoo 

2011年7月26日火曜日

フラミンゴFAQ: マテリアルも一緒に出力

Rhinoceros専用レンダリングツール「Flamingo」に関する よくお問い合わせいただく質問をご紹介します。

マテリアルやデカール等、レンダリングの設定を行ったモデルデータを、
別のコンピューターに移して、Flamingoでレンダリングを行う場合は、

モデルデータだけでなく、レンダリングの設定データも一緒に移動します。



左のようにFlamingo設定を行っても、マテリアル等、設定データを持たさずに
別のコンピューターでレンダリングを行うと、
デフォルト色のマテリアルで表現される。


FlamingoTransportコマンド(*)では、モデルデータに
マテリアルやプラント、デカール等の設定を含めて保存します。
(*) Flamingoメニュー>Utilities>Transport Model and Materials を実行。
  (通常の保存と同様に、ファイル名をつけて保存します)



上記コマンドで保存を行うと、画像のウィンドウで、モデルデータに
含められたマテリアルやプラント、ビットマップの数が表示されます。


出力したファイルは、通常のRhinoデータ(拡張子: *.3dm)と同じですが、
それをRhinoで開くと、FlamingoTransportというフォルダーが作成されます。

設定したマテリアルやビットマップは、そのフォルダー内に収められています。




yankee rose - ddq,

2011年7月20日水曜日

Rhinocerosをアンインストール

ライノセラス4.0をお使いのコンピューターから削除するには
Windowsのアンインストール機能を利用します。


下記手順は、Windows XP上でライノ4.0をご利用の場合です。

※ Windows 7をお使いの場合は、こちらをご参考ください。

1) Windowsの[スタート]-[コントロールパネル]内にある
 「プロ
グラムの追加と削除」を開く。
2) [プログラムの追加と削除]ウィンドウで

 
「Rhinoceros 4.0」を選択して、[削除]ボタンをクリック。

 なお、ライノのサービスリリースをインストールしている場合は
 新しいものからアンインストールを実行してください。

 ※ 画像の例では、SR9⇒SR8
SR7SR5bの順に削除します。
 

 また、Flamingo等、ライノ用プラグインツールをご利用の場合は
 ライノ
を削除前に、上述と同様の手順で、ライノ関連のプラグインを
 アンインストールしてください。

2011年7月15日金曜日

Mac Rhino開発版 よくある質問

現在開発中のMac版Rhino「Rhino OSX」ご試用に際して、
よくお問い合わせいただく内容をご紹介します。

Q1:Rhino OSX開発版とは?
A1:Rhino OSXは、現在開発中の「ライノセラス5.0」を基に
   Mac OS X上で動作するライノの開発版です。

   開発プロセスは、こちら(英語)をご覧ください。

Q2:Rhino OSX開発版の動作に必要なシステム条件は?
A2:OS X 10.6以降が動作するIntel Mac上で動作します。

   メモリーは、1Gバイト以上を推奨。

Q3:Rhino OS X開発版は、どこで入手できますか?
A3:Wenatchee
(WIP=ワークインプログレス開発版)は、
   開発元のこちらからダウンロードできます。


Q4:
Windows版ライノとの違いは何ですか
A4:ユーザーインタフェースが大きな違いのひとつです。
   その他相違点に関しては、開発元ページ(英語)をご参照ください。
   

Q5:Windows版ライノで作ったデータを開けますか
A5:はい。ライノのファイルは、Windows版、Mac版とも同じものです。

   したがって、Windowsで作成したライノデータを、Macで開くことができ、
   Macで作成・保存したデータを、Windows版で開くことができます。


Q6:開発版に試用期限はありますか?最新版に更新できますか?
A6:WIP開発版には、試用期限が設けられており、期限を過ぎると
   画像のダイアログが表示され、起動できなくなります。
   

   新しい開発版は、試用期限の終了前に公開されます。
   
最新版への更新は、現在お使いのものをアンインストールせず
   上書きでインストールを行います。


Q7:Rhino OS X開発版で、使用できない機能があります。
A7:
Wenatcheeワークインプログレス)での開発は、Windows版ライノを
   
Mac OS X上で動作させるための開発段階です。
   そのため、全ての
機能やコマンドが搭載されているわけではありませんが、
   開発が進むにつれ、機能の追加や改善が行われていく予定です。

Q8:RhinoScriptは、Mac版ライノで使用できますか
A8:
RhinoScriptは、WindowsのVisualBasicをベースにしているため、
   Mac OS X上では動作しません。

   Mac版においても、Windows版と同様のスクリプト開発環境を
   提供できるよう、Pythonスクリプトをサポートの予定です。

   Pythonスクリプトの使用手順等詳細は、こちらをご参照ください。
   なお、Rhino5.0向けのPythonスクリプト入門書が公開されています。


開発元 Rhino for Apple products

sweet child o' mine - gnr,

2011年7月6日水曜日

操作環境を移植: Rhino4.0の設定バックアップ

ライノ4.0でのツールバーやショートカットキー、テンプレート等、
各種設定のバックアップ
方法についてご案内します。

それぞれの設定を保存しておくことで、
お使いのコンピューターや
OSの入替えのほか、
他のPCを、普段使用するPCのライノと同じ設定で使いたい等、
ライノの利用環境を移植することができます。

まず、バックアップできる設定は次のとおりです。

 ・ ツールバー
 ・ テンプレートファイル
 ・ Rhinoオプションの各種設定
Flamingoマテリアルのバックアップ方法は、こちらをご覧ください。

作業を始める前に...
Windowsのフォルダーオプション(*)で、全てのファイルや
フォルダーが
表示されるよう設定されているかご確認ください。

(*) [フォルダー オプション]ウィンドウは、各OSで以下の順に開き、
  画像のハイライトされた項目を選択してください。
Windows XP
[スタート]-[コントロールパネル]-[フォルダオプション]を開く。
Windows Vista, Windows 7
[スタート]-[コントロールパネル]-[デスクトップのカスタマイズ]-
[すべてのファイルとフォルダーを表示]を選択。

◆ ツールバー
ツールバーの内容は、「ツールバーファイル」(拡張子: *.tb)内に
保存されており、バックアップは、このファイルをコピーしておきます。


・ファイルの所在(デフォルトでのインストールの場合)
Windows XP

C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\McNeel\
Rhinoceros\4.0

Windows Vista, Windows 7

C:\Program Data\McNeel\Rhinoceros\4.0


◆ テンプレートファイル
単位や
設定許容差といった、ドキュメントのプロパティの設定や
レイヤー情報等が保存されている"ひな形"のファイルは

下記フォルダー内のファイルをコピーします。
(テンプレートの設定を変更していない場合は
バックアップの必要はありません)

・ファイルの所在(デフォルトでのインストールの場合)
Windows XP
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\McNeel\

Rhinoceros\4.0\Japanese\Template Files
Windows Vista, Windows 7
C:\ProgramData\McNeel\Rhinoceros\4.0\Japanese\Template Files


◆ Rhinoオプション設定
ショートカットキー、エイリアス、マウスやビュー設定のバックアップは
"オプションファイル"(拡張子: *.ini)として出力します。

・出力方法は、
ExportOptionsコマンド(*1)を実行します。
(*1) ツールメニュー>オプションをエクスポート

また、出力したオプションファイルを読込むには、
ImportOptionsコマンド(*2)を実行して
画像のダイアログで、インポートする設定を選択します。
(*2) ツールメニュー>オプションをインポート



last chance - moon ranger,

2011年7月5日火曜日

Rhino製品情報FAQ: Windows7への対応

ライノセラス4.0は、Windows 7に対応しています。
ここでは、Windows 7上でのご利用に際して

よくお問い合わせいただく内容を紹介します。


なお、ライノのOS対応状況は、こちらのページをご参照ください。

Q1:Windows 7上でRhino4.0を使いたいが、ソフトウェアの
   アップグレートや設定の必要はありますか?

A1:Windows 7での利用に際して、設定を行う必要はありませんが、
   ライノ4.0の「サービスリリース7」以降のインストールが必要です。
   インストール等、サービスリリースの詳細は、こちらをご覧ください。


Q2:ライノ4.0用プラグインツールの「フラミンゴ」, 「ペンギン」,
   
「ボンゴ」, 「ブラジル」は、Windows 7に対応していますか?
A2:いずれのプラグインツールも、ライノ4.0の動作環境に準拠しますので、
   
Windows 7上で動作します。

Q3:Windows7 64ビット版に対応していますか?
A3: ライノ4.0、及び4.0対応(Q2の)プラグインツールは、
   32ビットOS上で使用するソフトウェアとして開発されています。
   64ビット版 のWindows 7上においても動作しますが、
   メモリーの制限も含め、その動作は32ビットOS上と同等です。
   なお、ネイティブ64ビットOSへの対応は、
   次期バージョン「ライノ5.0」で予定しています。
   ※ インストールの方法は、こちらをご参照ください。


Q4:Mac(intelMac)上のWindows 7では動作しますか?
A4:BootCamp環境下のWindows 7上で動作します。

Q5:Window 7でライノ4.0を使いたいが、不具合や障害はありますか?
A5:
現在(2011/7/5投稿)、Windows 7特有の障害報告はありません。
   (障害や不具合の報告は、本ブログでご案内いたします)
   なお、古いサービスリリースをお使いの場合に、Windowsの
  
「ユーザーアカウント制御」(UAC)による事象報告されていましたが、
   最新サービスリリースをインストールすることにより改善されました。


do u wanna get rocked? - lepps,